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エンジンの吹き上がり度合いの調整

バイクは何年か乗っていると、 エンジンの吹き上がりが若干不調になりがちです。 予防を含めて普段からのメンテナンスが有効です。 とくに中古バイクの場合は、 前の所有者の癖が不思議とバイクのエンジンにもつくようになっています。 そこで完全に癖をなくすことはできなくても、 ほとんど感じさせないようにはできます。

スロットルの調整、プラグの隙間調整、ハイオクガソリンを使う方法など、 いろいろと方法はあるのですが、 実際にバイクを走らせるのがもっとも快適で正確にメンテナンスができるのです。

故障とは少し事情は違うわけなので、 エンストするとかノッキングするとかの不具合は、安全面の上でもとてもまずいので、 これらの症状を感じたなら、自分で修理しようと思わずにプロショップに任せるべきです。 さて、普段のメンテナンスで、エンジンの吹き上がりを調整するには、 ロングツーリングとまで行きませんが、 一時間から二時間くらい掛けて走行させる手が一番便利です。

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オイルは通常のままでいいので、 あえて粘度を変化させたオイルを使う必要はありません。 まず、エンジンが温まってきたと感じると、エンジン音も落ち着いてくるはずです。 そこからしばらくはそのスピードでエンジンの回転数はあまり上げないままで走行します。 十分にエンジンが温まってきたら、いよいよスロットルを少しずつ開けてみましょう。 このときにエンジンがびびったように息をしたりすれば、 スラッジがたまっていると判断していいのです。

後は簡単です。中速から高速を維持して一時間も走ると、 ほとんどのスラッジは排出または完全燃焼してしまい、 エンジン内やエンジン周りのパーツについてきた不要なスラッジ類が一掃されるのです。 翌朝にでも再び走行させてみると、エンジンの調子が格段に良好になっていることが分かります。 始動の瞬間からエンジンの調子は快調に生まれ変わっているはずです。

誰でもできる!バッテリー交換のポイント

バイクにとって電気系統の心臓部とも言えるバッテリー。
バッテリーから電力が供給されなくなるとセルが回らなくなり、
エンジンを始動することすら難しくなる重要なパーツ。
しかし最近ではメンテナンスフリーのバッテリーが増え、
昔のようにバッテリー液を補充する手間がなくなった反面、
バッテリー本体を見る機会自体が少なくなり、
いざ交換が必要になったときに交換の仕方が分からない
というライダーも多い。
寒い時期はバッテリーに負担が掛かるのでトラブルが増えるので、
改めてバッテリー交換の要点をチェックしておきたい。

まずバッテリーが収納されている場所だが、
バイクの場合シートの下に収納されているものが殆ど。
スクータータイプの場合はシート下の収納スペースの一部にある。
バッテリーが見つかったら固定してあるステーを外して、
繋がっている端子を外していくのだが、
ここで注意したいのが必ずマイナス端子から外すということ。
これはバッテリー交換の常識ともいえる知識だが、
プラスから外してしまうと感電や発火の恐れがあるので注意。

古いバッテリーが外れたら新しいものに交換するのだが、
装着するときはプラス端子から繋ぐのを忘れずに。
どちらが先だったか覚えにくい場合は、
「外すときはマイナス端子から」とだけ覚えておき、
装着時はその逆からと覚えるといい。

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燃費にも影響する、タイヤの空気圧を調整

●空気圧は高すぎても低すぎてもダメ

タイヤ内の空気はタイヤに異常がなくても徐々に抜けていきます。 バイクの中で唯一路面に触れているタイヤは当然重要なパーツで、 タイヤのコンディション次第でバイクの走行性能は大きく変わります。 例えばタイヤの空気圧が低いと路面に対する接地面が増え、 抵抗が増えることから燃費の低下に繋がります。 さらにタイヤに負荷が掛かりヒビ割れしたり、 最悪の場合バーストする危険すらあるのです。

逆に空気圧が高すぎてもタイヤのゴムは劣化します。 簡単に言えば風船をパンパンに膨らませた状態なので、 当然タイヤには負荷が掛かってしまい寿命が短くなります。 また、路面に対する接地面が狭くなるのでグリップ力が低下。 そのまま走り続けるとスリップを起こす危険があるのです。

●気温によって空気圧は変化する

タイヤの性能をフルに発揮させて長く使うためには、 空気圧をマメにチェックして最適に保つ必要があります。 気をつけたいのはタイヤの空気圧は気温によって変化すること。 夏場はタイヤが温まるのが早く高温になるので高くなり、 冬場は逆にタイヤの温度が高くなりにくいので空気圧は低くなります。 そのため季節の変わり目などは空気圧が変化しやすく、 つい先日入れたはずなのにエアーが減っていたりします。

●ガソリンスタンドの空気入れを使う

バイクの最適な空気圧は車両に貼ってあるステッカーで確認します。 多くの場合はスイングアームのあたりに正しい空気圧が記載されています。 空気の入れ方は自転車などと要領は同じですが、 どれだけ空気が入っているかを確認するにはエアゲージが必要。 でもエアーゲージなんて持ってない人も多いですよね。 そんな方はガソリンスタンドに置いてある空気入れが便利。 ガソリンスタンドぼ多くはエアゲージ一体型の空気入れが置いてあり、 給油すれば無料で使えるものが殆ど。 毎回給油のたひにチェックしておけば空気圧を最適に保てます。
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意外と重要!チェーンのメンテナンス

バイクのメンテナンスと言えばみなさん何を想像されるでしょうか。
オイルやタイヤ交換、プラグのチェックにブレーキの調整などいろいろありますが、
意外と見落とされがちなのがチェーンのメンテナンスです。
バイクはエンジンからの回転をチェーンを経由してタイヤに伝えるわけですから、
この部分はとても大切な部分なんですよ!

●チェーンのメンテナンス方法

ではさっそくそのメンテナンス方法を伝授しましょう。
まず、バイクをしっかりとセンタースタンドをかけてリアタイヤが浮き上がった状態にします。
リアボックスなどをつけてリアタイヤが接地してしまう場合は、
フロント側に何か荷物を置くなどして工夫しましょう。
ギアはもちろんニュートラルです。
この状態でタイヤを手で回してみましょう。
どうですか?軽く何回転も回転しますか?
ブレーキの引きずりは問題外として、
チェーンがしっかりとメンテナンスされていればスムーズに回るハズです。

●スムーズに回らなかった場合の対処方法

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まずはチェーンの掃除をしましょう。
グリスにホコリなどが付着して動きが重くなっている可能性があります。
掃除が終わって改めてタイヤを手で回してみると、
ビックリするほどスムーズに回るはずです。
あとはチェーン専用のグリスやオイルを薄く塗って完成!簡単ですよね。
パワーの少ない小排気量車などは体感できる差が出ます。
ぜひトライしてみてください。

タイヤのコンディションを確認

タイヤはバイクが路面と接している唯一のパーツで、
エンジンのパワーを伝える重要なパーツのひとつ。

バイクは車体を傾けてコーナーを曲がるため、
トレッド面が丸くなっているのが大きな特徴。
クルマ用に比べて少ない接地面でのグリップ力が求められる。
それだけにタイヤの状態はバイクにとって重要で、
状態が悪いといくらエンジンが良くても性能を発揮できない。
常に正常なコンディションを保っておきたいパーツなのだ。
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●目視で残り溝をチェック

タイヤのチェックは残り溝のチェックから行う。
タイヤの側面にはスリップサインと呼ばれる三角マークがあり、
このマークの近くまで溝が減っていれば要交換。
路面が乾いている時は問題なく走行できても、
雨の日などウエットな路面を走るとスリップしやすいので危険。
他の部分の溝が残っていても一部がスリップサインまで減っている、
いわゆる「片減り」の状態でも交換が必要になる。
このときゴムの劣化によるヒビ割れや、
釘などの異物が刺さっていないかも併せてチェックする。

●忘れがちな空気圧の確認

タイヤの減り具合などの外観をチェックしたら、
空気圧のチェックも併せて行いたい。
意外と空気圧のチェックを怠るライダーが多いが、
空気圧は燃費や走行性能に影響のある重要ポイント。
バイクごとに規定の空気圧の数値があるので確認しよう。
多くの場合は車体の一部に規定の空気圧を記載したステッカーがある。
空気圧のチェックはエアゲージを使って行う。
エアゲージがない場合はガソリンスタンドに行き、
タイヤに空気を入れたいと言えば借りることができる。

バイクメンテに必要な工具

バイクのメンテナンスに欠かせない工具。
愛車を自分でメンテナンスするなら所有するのは当然だが、
工具を正しく上手に使いこなしたいところ。
ここではバイクメンテの初歩的な工具の使い方を紹介します。

●主流は六角ボルト

六角ボルトは締め付ける力が強く、
脱着もしやすいことから多くのバイク部品に使われている。
大きな部品の固定はほぼ六角ボルトが使用されており、
脱着には六角ボルト用のレンチが必要になる。
レンチの種類は作業する場所やボルトに合わせて様々だが、
バイクの場合は大きく分けて二種類のレンチを使用する。
ひとつは両端が丸く繋がっているメガネレンチ、
もうひとつは昆虫のクワガタのハサミのような形状をしたスパナだ。

●レンチは手前に引いて使用する

レンチと名の付くものは手前に引いて力を加えるのが基本。
メガネレンチの場合はボルト上部にだけ引っ掛けるのではなく、
しっかりと奥まではめて使用すること。
はめ方が浅い場合や、
工具を押して回そうとするとボルトをナメる可能性があるので注意。

バイクの命!オイル交換に挑戦

●メンテの定番!オイル交換

バイクのメンテナンスといえばオイル交換という程、
定番だけど初心者ライダーにとって登竜門とも言えるメンテ。
エンジンオイルはバイクにとって重要なパーツのひとつ。
例えばガソリンが食料だとすると、
エンジン内を循環するオイルは血液だといえる。
エンジンオイルは消耗品なので時間とともに劣化するため、
定期的な交換が必要になってくる。

●オイル交換に必要なもの

オイル交換はショップに頼んでやってもらうことも可能だが、
愛車のコンディションを確認するためにも自分で行いたいところ。

・エンジンオイル
・廃油処理パック
・オイルジョッキ
・ウエス
・新聞紙
・ドレンボルトガスケット(交換の場合)
上記のものに加えてメガネレンチなど交換に必要な道具を用意する。

●オイル交換の手順

新しいオイルを入れる前に古いオイルを抜きます。
排油口はエンジン下部にあるのが一般的で、
排油は締めてあるドレンボルトを外して行う。
オイルを抜くときは軽くアイドリングで暖気運転をし、
オイルを温めるとサラサラになって抜きやすくなる。
※温めすぎるとヤケドの恐れがあるので注意!

ハンドル角度を自分好みに調整

●好みや体型に合わせてハンドル角度を調整

身長や体重、腕の長さなどは個人差があるもの。
ノーマルのバイクは平均的な体型に合わせて設定されており、
より自分の体型や好みに合わせるには調整が必要です。
乗っていて何となくハンドルが遠く感じたり、
逆に近すぎて窮屈に感じる場合は調整しましょう。
バイクに乗ると肩がこる場合も、
ハンドル位置が原因の可能性があります。

●ハンドルの調整方法

一般的なハンドルはクランプというパーツで挟んで固定されており、
写真の赤枠部分のネジを緩めて調整する。
ネジは車種によって六角ボルトやキャップボルトなど、
使われているネジの種類が異なる。
ネジをレンチで緩める際は必ず引手で行い、
完全に緩めてグラグラにするのではなく、
適度にチカラを入れるとハンドルが動く程度で調整していく。
ハンドルの調整方法

●自分に合ったポジションを決める

ハンドルを調整するときは実際にバイクにまたがり、
普段乗っているときと同じ姿勢で行う。
ハンドルを上下に動かして自分にピッタリなポジションを探そう。
このときネジを緩めすぎると調整がしにくいだけでなく、
左右にずれる恐れがあるので注意しながら行う。
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●ネジをしっかり締め直して完成!

ポジションが決まったら再びハンドルを固定する。
ボルトを締める手順は前側を締めてから手前を締める。
このとき一気にボルトを締め上げるのではなく、
前側2本のボルトを何回かに分けて均等になるように締め、
手前2本も同じように締めていくのがポイント。

メンテの基本!オイル交換

●エンジンオイルの役割

エンジンオイルの役割を分かりやすく言うとエンジン内部の潤滑油。
ガソリンを爆発させることで動力を生み出すエンジンは、
内部では高速で金属同士がこすれあっているので、
その潤滑や冷却の役割を果たすのがエンジンオイルだ。
バイクにとってエンジンオイルは”血液”といわれるほど重要だ。

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●エンジンオイルの点検方法

オイルの点検はエンジン下部にある確認窓で行う。
確認する際は量だけでなく色にも注意が必要。
稀に水が混入して白く濁ることがあるので、
その場合はショップに相談した方がいい。
黒い汚れは交換後すぐでも黒くなるので、
あまり気にする必要はない。

●交換時期の目安

エンジンオイルはバイクを使ううちに金属カスで汚れ、
時間とともに酸化する消耗部品。
一般的に交換の目安は3000kmなどと言われるが、
走行距離を問わず定期的に交換するのが望ましい。
理想としては年2~3回のペースで交換し、
何年も同じオイルを使い続けると故障の原因となる。

■HONDA 点検整備について
http://www.honda.co.jp/maintenance-motor/exchange/exchange.html